リネットジャパングループ株式会社

カンボジア事業 CAMBODIA

成長著しいカンボジアで
ビジネスの成長と途上国の課題解決を両立

GDPの成長約7%が9年続くカンボジアは、ASEANの中で、最も成長率が高い国になっています。
当社は規模と成長が見込める「自動車関連市場」「ファイナンス関連市場」「人材関連市場」の3つの領域でビジネスの成長とビジネスの力でカンボジアの途上国としての課題の解決を目指しています。

現在の事業と現地法人4社

大きく発展したカンボジア
日本でのイメージとは大きく異なる市場が生まれている

カンボジアはGDPの成長もさることながら、人口は1,600万人を超え、首都プノンペンではその約13%にあたる約200万人が住む大都市として、ビジネス、ショッピングの基盤開発が大規模に行われ、現在ではアジア有数の車の渋滞地域ともなっています。

人口
1601万人
首都
プノンペン(人口:195.2万人)

GDP成長率予測

出典:IMF World Economic Outlook Database, April 2017

発展すさまじい現在のプノンペン

プノンペン

首都プノンペンでは、ビジネスの拠点となる空港も整備されたほか、次々と高層ビルの建設ラッシュにあります。
今後のASEANの拠点のひとつとして大きく発展しています。

イオンモール

商業の拠点として2014年イオンモール株式会社が第1号店となる店舗を出店。
続いて2018年 AESAN最大のイオン店舗として2号店も出店し、本格的な市場開拓に乗り出しています。 写真出典:イオンモール株式会社

国の成長と共に、自動車の利用者が増え、市街地では自動車の渋滞も発生しており、活気を感じると共に、社会問題にもなっています。

経済成長に伴い拡大する自動車関連市場において
中古車の販売・リース事業を展開

カンボジア自動車市場は中古車が90%を占め、年間3万台の市場規模に成長していますが、大半は現金購入で、リースの普及はこれからです。
当社は、こうした市場の中で、当社は中古車の販売・リース事業を展開し、年間1,000台を越える規模で成長しています。

販売・リースする車両に、返済が滞った場合、リモートでエンジンを停止できるIoT通信端末を装着し、管理を行っています。

経済成長に伴い拡大する金融関連市場において
マイクロファイナンス事業を展開

フランスのNGOがソーシャルな金融機関として設立したマイクロファイナンス「チャムロン」社。ノーベル平和賞で有名なユヌス氏のマイクロファイナンス グラミン銀行(バングラデシュ)や、フランス大手銀行クレディ・アグリコルが出資するなど収益と社会性の両立モデルを実現していた同社を買収。 彼らが掲げるソーシャルな経営理念を引き継ぐと共に当社の傘下に入ることにより更なる成長を目指しています。
 また、同じくフランス系のソーシャルなマイクロ保険の「Prevoir」社も買収。
金融の力により貧困問題の解決を目指していきます。

CHAMROEUN Microfinance Plc.

[支店数] 
カンボジア全土21支店
[職員数]
210名
[借主数]
25,455名
内女性借主 20,861名(82%)
[貸付総額]
約1,445万ドル

(2018年9月現在)

カンボジアの技術力向上と日本の人手不足問題を
解決する技能実習生送出し事業

かつての紛争により知識人を中心に多くの人材を失ったカンボジア。社会の様々な分野において技術レベルの向上が今後の発展の鍵です。 また、日本においては、人手不足の問題が大きくクローズアップされており、その解消を目的に、2019年入国管理法が改正され、今後5年で35万人の外国労働者の受け入れを行うという日本政府方針が出されました。 そのような中、当社はカンボジア人材のレベルアップと日本の人手不足の解消という課題解決として、日本へ技能実習生を送り出す事業に着手しています。

まずは、自動車整備士の送り出しをスタートし、今後は職種を拡大し、より多くの技術者の育成と送出しを展開していきます。

カンボジア政府と提携し、
政府運営の最大の職業訓練校
NPIC( National Polytechnic Institute of Cambodia )校と提携

NPIC内にて日本語教育等の研修を実施

自動車整備士の送り出しをスタート
今後は職種を拡大し、2021年度には年間1,000名の送り出しを目指しています。